今回は【ENDER LILIES】エンダーリリーズをクリアしたのでレビューしたいと思います
・購入を検討している
・どんなゲームか知りたい
・プレイした感想が知りたい
このように思っている方は参考にしてくださいね
グラフィック/操作性/BGM/難易度どれをとっても素晴らしいのひと言です
【ENDER LILIES】はとても丁寧かつ親切に作られているのでソウルライク(高難易度アクション)の入門作品として最適で『高難易度作品を遊んでみたい』という入門者の方にはピッタリの作品です
もちろんやり込み要素もあるのでソウルライクに慣れている方でも歯ごたえがあるプレイで遊ぶこともできます
綺麗な2Dグラフィックとどこか切ないダークファンタジーの世界観があたなを待っています
いわゆる死にゲーで何度も倒されて徐々に先へ進んでいくといった内容のゲームです
敵の行動パターンを覚える過程でゲームオーバーになり、何度も繰り返すことにより『死んで覚えるゲーム』のことを略して死にゲーと言います
ちょっと面倒臭いなと思ったあなた!
全体的な難易度は決して高くはなく、慣れればどんどん進んで行けます
そしてボスの行動パターンを読んで攻略した時はなんとも言えない達成感があなたを待っていますよ
✅ 探索が好きな人
✅ 達成感を味わいたい人
✅ ソウルライクのジャンルが好きな人
✅ お手軽な値段で遊びたい人
※この記事には一部ネタバレを含むので閲覧の際はご注意ください
✅ ゲーマー歴30年のおっちゃん
✅ 1000本以上のゲームをプレイ
✅ 当ブログにてゲーム情報発信中
「知りたい情報がきっとある」をモットーに記事執筆を奮闘中!!
サクッとひと言感想
忙しい人向け
ボスの動きを覚えるのはさほど難しくなく、自分で攻略していく過程が楽しく倒した時の達成感が好き
ゲームのリトライがとても早く、ゲームオーバーになってもストレスフリーで再開できる
作り込まれたグラフィックだがカメラが少し遠いようにも感じる、作り込まれたキャラの表情や仕草をもっと堪能したいところ
しかしあの距離感でないと色々とゲームバランスが崩れてしまうので仕方ないのかな
エンディングは何種類か存在し、真エンディングを見るためには条件があります
【ENDER LILIES】真エンディングを見る方法!「石板の書の欠片」の場所と行き方をわかりやすく解説!報われたい方必見!で解説しています
【ENDER LILIES】エンダーリリーズってこんなゲーム
絶望の世界で
呪いの運命にあらがう少女と騎士
昔々、彼方の「果ての国」にて。
エンダーリリーズ公式サイトより引用
突如降り始めた「死の雨」は、 生きとし生けるものを
狂暴な生きる屍「穢者(けもの)」へと変貌させた。
人智を超えた悲劇に成す術もなく、王国は滅びた。
呪いであるかのように、止まない雨。
滅び果てた世界の、ある教会の奥深くで
少女「リリィ」は目覚める。
・高難度2D探索アクションRPG
・断片的に語られるストーリー(手記などで語られる)
・心に響くBGM(音楽制作Mili)
メトロイドヴァニアの2D探索アクションで何度もリトライして挑むソウルライクなゲームです
全体的なバランスが非常に良く2段ジャンプやダッシュ機能などのアクションも良いタイミングで解放されていきます
難易度の高いゲームのように思えますが実際にやってみると程よい難しさで絶妙なバランスのゲームでした
私は今作が初めて触るソウルライクでしたが、こんな私でもクリアすることができ達成感を味わうことができました
(100回は力尽きましたがw)
全ての生物が生きる屍『穢者』へと変化してしまった国が舞台となっている
穢れにより穢者に変貌してしまった人々を唯一浄化できるのが主人公の白巫女『リリィ』
黒衣の騎士と穢れの謎に迫っていく…
ゲームタイトル | 【ENDER LILIES】エンダーリリーズ |
ジャンル | 2DスクロールアクションRPG |
発売日 | 2021年6月21日(パッケージ版2022年3月24日発売) |
対応機種 | PS4/Switch/Xbox/Steam |
メーカー | Binary Haze Interactive |
CERO | C(15歳以上対象) |
※パッケージ版はPS4とSwitchのみの販売となっています
Switchでダウンロード版を購入予定なら『micro SDカード』の購入をおすすめします
本体の空き容量が32GBしかなくダウンロード版を購入すると容量がすぐにいっぱいになってしまうからです
『micro SDカード』があれば空き容量を気にせずゲームをダウンロードすることができます
トロフィー獲得難易度が低い【PS4版】
今回私がプレイしたのはPS4版の【ENDER LILIES】です
PS4にはトロフィー機能というやり込み要素が搭載されており気がついたらちょくちょくと獲得しているものです
ですが金やプラチナのトロフィーを獲得するには相当やり込まなくてはなりません
しかし【ENDER LILIES】のトロフィー獲得難易度は低く、私でも20時間程度で全てのトロフィーを獲得することができました
トロコンマニアの方にはぜひPS4版を遊んでほしいです
良かったところ
サクサクプレイできるようにスキップ機能や力尽きてもすぐにリトライできるようになっている
力尽きても経験値やアイテムを失う(デスペナ)ことはなく何度もトライできるのでストレスは感じない
音楽も幻想的でどこか切なくも心温まるBGM
あの音楽ゲームアプリ『DEEMO』を手掛けた音楽グループ【Mili】が本作のBGMも手掛けている
街やダンジョン/ボス戦BGMなど、どれをとっても心に響く素敵な音楽となっている
エンダーリリーズは高難易度アクションで、油断してると体力がゴリゴリに削られていく
しかし、決して理不尽な難易度ではなくこちらが使える回避や防御の性能もよく、敵が攻撃を仕掛けてくる直前は目が赤く光るので対処しやすくなっている
どのボスも諦めずに挑んでいると行動パターンを覚えてくるので必ず倒すことができる
何度も挑戦して倒した時のあの喜びと達成感をあなたにも味わっていただきたい
探索要素も本作の魅力の一つで探究心をくすぐられる作りとなっている
Lvの要素はあるがLvで上がるのは攻撃力のみ
HPの上限を増やすためにはフィールドに散りばめられている『お守りのかけら』を集める必要がある
全てのアイテムやスキルを手に入れるとそのエリアがマップで黄色く表示されるようになります
マップを一目見るだけでどこのエリアにまだ入手してないアイテムがあるのかわかるのは嬉しいですね
またスキルの強化に必要なアイテム/あらゆる能力を上昇させるレリック(装飾品)なども数多く存在する
これらを集めれば戦闘を有利にできることは間違いない
中ボスを倒すことで新たな攻撃方法(スキル)を覚えることができる
高難易度アクションになれていない人ほどしっかり探索を行えばボスを倒せるきっかけとなるでしょう
残念だったところ
ストーリー終盤ともなってくると敵の数が多くなってくる
敵の体へ被弾してしまうとそれだけで体力の半分近く削られてしまう
3〜4体の敵が出現すると攻撃を避けるのも難しい
ソウルライク初心者の私にはきつい部分だった
ボスは3段階形状を変化させて戦闘を行うが、3段階目までいくとボスも本気を出して、いよいよクライマックス
音楽がここでさらに切り替わりアップテンポでかっこいいBGMへ変化します
しかしボスもこちらも体力が限界付近でのBGM変化なのでせっかくの素敵な音楽もゆっくり聴いている暇がありません
BGMが盛り上がってきても戦闘がすぐに終わってしまう…
評価
イベントシーンや会話でストーリーが明かされるのではなくフィールドに隠された手記やスキルの説明文などで徐々に明かされていきます
彼らが生前どう生きていたのか、どのような過程で穢者へと変貌したのかが語られます
切ない…
断片的にストーリーは語られ絶望するシーンが多いですが大丈夫、やり込めば最後は報われます
『Mili(@ProjectMili)』が音楽を手掛けたこともあってピアノ調BGMが多めでした
そして切なくも心温まる音楽で癒されます
ボス戦ではしっかり盛り上がり戦っている私たちを後押ししてくれます
使い回しのボスBGMはいっさいありません
ストーリーも終盤に差し掛かると音楽も変化してきます
ソウルライク初心者には難易度は高めです
ですが何度も戦っていくうちに敵の行動パターンを覚え攻略できます
Lvをあげたりレリック(装飾品)を探索したりして戦闘を有利に進めることもできるため初心者の方でもクリアできる難易度になっています
スキル構成も結構大事です
私的には『程よい難易度』だなと感じました
ストーリーはそれほど長くはありません
クリア時間は13時間程度でした(100回以上は力尽きました)
しかしエンディングは3種類あり、報われるためには真エンドを見る必要があります
エンディングなアイテムを探索し見つけ出しラスボスを倒すことで見ることができますが18時間で真エンドを迎えることができました
PS4の機能であるトロフィーのコンプリートも20時間で達成できたのでPS4プレイヤーにはおすすめです
2Dながらも丁寧に作り込まれていて動きも非常に滑らかです
特にレストポイントは美しい場所が多くUIを非表示にして背景を堪能することができます
白巫女の『リリィ』や仲間たちの動きをもっと観察したいですが、カメラ位置が少し遠くせっかく作り込まれたキャラたちのグラフィックがしっかりと見れません
近すぎると周りが見えづらくなるので仕方ないところですね
小ネタ
中ボスを倒し仲間(スキル)にすることができるのですが、その説明文を読むと他のキャラとの関係性が明らかになってきます
例えば『守り人シーグリッド』の場合だと
彼は穢者の軍勢を抑え戦ったが彼女の待つ村へ戻ることはなかった
と語られます
その後仲間になったスキルや手記などを確認すると彼女は戦場に向かった彼が戻ってくることを待ち続けた
という内容が語られる仲間が存在します、そうなるともう思う存分一緒にいさせてあげたいと気持ちが込み上げてきましたね
こう言ったバックストーリーなども魅力の一つです
関係性があるスキルなどと一緒にセットして使ったりしていましたw
まとめ
✅ 探索が好きな人
✅ 達成感を味わいたい人
✅ ソウルライクのジャンルが好きな人
✅ お手軽な値段で遊びたい人
☑️ 探索が苦手な人
☑️ アクションが苦手な人
☑️ ダークファンタジーが苦手な人
【ENDER LILIES】のクリアレビューをしてきました
私は本作が初めてのソウルライクで、いわゆる死にゲーに苦手意識がありましたが、ソウルライクでしか味わえない達成感や充実感を感じることができました
(計100回は力尽きていますw)
高難易度アクションをまだプレイしたことがないけどチャレンジしてみたい人には【ENDER LILIES】は入門として入りやすい良作です
決してクリアは簡単ではありませんが胸を張って全力でおすすめします
アクション性や探索の楽しさはもちろん、ダークファンタジーでありながら幻想的な世界観は雰囲気ゲーとしても最高です
本記事が少しでもあなたの参考になれば嬉しいです!
最後までお読みいただきありがとうございます
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