『ボイスオブカード』クリアレビュー!ある意味問題作!?購入前に体験版で遊んでみることをおすすめ!

スクウェア・エニックスから発売された『ボイスオブカード ドラゴンの島』をクリアしたのでクリアレビューをしたいと思います

✅ どんなゲーム内容なのか知りたい
✅ 遊んだ感想が知りたい
✅ 購入の参考にしたい

このように思っている方は本記事が参考になると思います!

一言でどんなゲームかというとテーブルトークRPGの要素を取り入れた王道ファンタジーとなってます

全てがカードでできた世界、まるでボードゲームをしてるかのような世界観のRPGでした

RPGと言えばスクエニさんです、まだまだいろんなタイプのRPGを作り出してくれますね!

こんな人におすすめ

・カードのコレクションが好きな人
・ヨコオタロウ氏/安元洋貴ファン
・王道ファンタジーを楽しみたい人

『ボイスオブカード ドラゴンの島』はダウンロード版専用なのでパッケージ版はありません

ぽてと

私はそれを知らず店舗に購入に行きました・・・トホホ

※この記事には一部ネタバレを含むので閲覧の際はご注意ください

この記事を書いた人

ゲーマー歴30年のおっちゃん
1000本以上のゲームをプレイ
当ブログにてゲーム情報発信中

「知りたい情報がきっとある」をモットーに記事執筆を奮闘中!!

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目次

サクッと一言感想

忙しい人向け

良かったところ

カードをコレクションする楽しみがある
王道ファンタジーだなと思いきや、さすがヨコオタロウ氏だなと思うストーリー

残念なところ

とにかく全てのテンポが悪い

敵とのエンカウント率も高く感じる

『ボイスオブカード ドラゴンの島』ってこんなゲーム

『Voice of Cards ドラゴンの島』 は、剣と魔法の世界を、全て「カード」で表現したRPGです。

自称勇者が、復活したドラゴンを倒す物語は、テーブルトークRPGのようにゲームマスターのナビゲーションにより進行します。

「NieR」シリーズや「ドラッグ オン ドラグーン」シリーズの開発スタッフである、ヨコオタロウ氏・岡部啓一氏・藤坂公彦氏が送る、新しくて懐かしい感覚のゲームが楽しめます。

voice of Card ドラゴンの島より

ゲームマスター(安元洋貴)と一緒に旅をする感じでゲームが進行していきます

フルボイスですがゲームマスター1人が全ての状況説明とキャラクターが発する言葉を喋ります

物語の読み聞かせをされているような感覚に近いですね

ゲームタイトルVoice of card ドラゴンの島
ジャンルRPG
発売日2021年10月28日
対応機種Switch/PS4・5/Steam
メーカー(株)スクウェア・エニックス
CEROC(15歳以上対象)

ニンテンドースイッチで購入予定なら必ずmicro SDカードも購入しましょう!
スイッチ本体の空き容量は32GBしかないのでダウンロード版を購入すると容量がすぐにいっぱいになってしまいます

DLCでできること

DLC(ダウンロードコンテンツ)で購入できる内容

  • 奪われた者達の装束
  • エミールの装束模様
  • エミールのコマ, エミールのダイス
  • 白の書のボード
  • 図書館の石机
  • デボルの奏でる曲
  • ドットアートセット

NieRファンならたまらないDLCになっています!

主人公たちのカードがNieRシリーズのキャラクターたちの衣装に変更できたり、エミールのコマでマップを移動できたりします

私個人的にはドットアートセットがすごく良かったです!
全ての絵がドットに変更されるので今風なのに懐かしさ満点のRPGに早変わりします٩( ‘ω’ )و

このためだけに全てのモンスター・登場人物をドット絵に仕上げているところが流石スクエニさんです

スクウェア・エニックス公式ショッピングサイト

公式サイト専用の特装版あり

PS版のトロフィー難易度が低い

PSのソフトに備わっているやり込み機能『トロフィー

なんとなくプレイしてても勝手に獲得している物ですが、トロフィーの金やプラチナは相当そのゲームをやり込まないと獲得できません

しかし『ボイスオブカード』のトロフィー獲得難易度は非常に低くトロコンマニアならぜひプレイしてほしい作品になっています

20時間で全てのトロフィーを獲得できたので、ぜひPS版で遊ぶ予定ならチャレンジしてみてください!
本編は12〜14時間程度でクリアできます

序盤からモンスターと装備収集を意識して進めば勝手にトロフィーも埋まっていきますよ

戦闘のテンポが悪いのでレベル上げが少し面倒に感じます

効率よくレベルを上げる方法は『ボイスオブカード』効率のいいレベル上げの方法を解説!キャラクター別スキル一覧もあるよ!でご確認ください

良かったところ

全てがカードでできている世界なので不思議な感覚で楽しめました
フィールドやダンジョンもカードなので、まだ踏み入ってない場所はカードが裏側っています
そのため全てひっくり返そうとついつい隅々まで行ってしまうそんなゲームです

ゲームバランスは非常によくできていてRPGにありがちなレベルを上げすぎてしまい簡単になってしまうことがありません
最高レベルが30しかなく、そのレベルでラスボスに挑まなくてはいけません
油断していると普通に全滅してしまいます

自称勇者が悪事を働いているドラゴンを討伐しにいく王道ファンタジーでしたがヨコオタロウ氏が絡んでいることだけあって奥が深いストーリーに仕上がっています

エンディングは3つ+新エンド1つ用意されていて、新エンドをみたときは心がほっこりしました( ;∀;)

全てのエンディングを見る方法は【ボイスオブカード ドラゴンの島】新エンドを見るには不思議なカードが必要!エンディングは全4種類!でご確認ください

エネミーやキャラクターのカードコレクションには表面と裏面があり、書いてる内容も全然違うのでコンプリート欲が高まります!

ちなみにエネミーの裏面を解放する条件はその敵を5回倒すことで裏面が解放されます

『ボイスオブカード ドラゴンの島』はクスッと笑える要素も多く、システム面以外は本当に素晴らしい作品だと思います!

本編にはミニゲームがありますが、このミニゲームが奥が深く楽しめます
ミニゲームをクリアすることによって戦闘で使う机やダイスの種類を増やすことができます!

残念だったところ

なんと言ってもテンポの悪さが致命傷ではないでしょうか
移動・戦闘・買い物全てにおいてテンポが悪いです
せめてスキップ機能やオートボタンなど実装してくれていればストレスもここまでかからなかったでしょう・・・

最初のうちはカードゲームのような感覚で戦闘も楽しめますが、何度も戦闘をしていると段々とテンポの悪さが目立ってきます

テンポの悪い戦闘にもかかわらず敵とのエンカウント率も非常に高くイライラとしてしまいます
ただし、フィールド関連で言えば一度カードをめくった場所には一気に移動ができるので素晴らしいと感じました!

本編を購入する前に体験版がダウンロード可能なので一度遊んでみて、それで違和感なく楽しい!と思えたなら購入することをおすすめします

評価

ストーリー

あのNieRシリーズを手掛けているヨコオタロウ氏がディレクターを行っているのでとても重厚なストーリーになっています

しかしカードで全てが表現されているせいか鬱々しさは感じません!
むしろヨコオタロウ氏にしてはクスッと笑えほっこりできるエンディングだったので驚きです

タイトルにある『ドラゴンの島』の意味がわかると、なるほど〜と納得です

BGM

ずっと聴いていられるほど素晴らしいBGMです

BGMの種類は決して多くはないですが心に残るBGMが多い印象です

ボス戦のBGMはありますが普通の戦闘用BGMがないのが少し残念です

DLCで『デボルの奏でる曲』が購入できるのでまた雰囲気をガラリと変えたい方にはおすすめです

難易度

RPGと言えばレベル上げですが、『ボイスオブカード』では普通にストーリーを進めていくだけでクリアができるので特にレベル上げをしないとクリアができない!ということはありません

しかし、ラスボスはやはり何も対策をしていないと全滅してしまうので対策を練る必要があります

ボリューム

ダウンロード専用タイトルでフルプライスではないのでボリュームは少ないです

むしろ私にはちょうど良いボリュームだと感じました

13時間でクリアできたので程よいボリュームだと思います

クリアデータを引き継いで初めからプレイできますが、2周目を遊ぶメリットが感じられません

グラフィック

全てをカードで表現しているので手抜き感は否めないけど、絵やドットアートはとても素晴らしいと思います

カードをコレクションして、集めたカードの絵や説明文を読むだけでカードコレクターとしては楽しいです

まだ訪れていない場所はカードが裏返っている状態なので隅々までついつい行ってしまう作りになっています

小ネタ

ゲームマスターの安元洋貴さんはドラクエ6のキャラクター『ハッサン』の声優もしています

ハッサンのキャラクターは筋肉ムキムキで『ハッスルダンス』というスキルを使うことで有名でこの技を使うときの掛け声が『ハッスル ハッスル〜!』でした

『ボイスオブカード』でも仲間の中に筋肉キャラの『ブルーノ』がいるのですが、ブルーノが筋肉対決をするイベントが発生した時にまさかのゲームマスター安元洋貴さんが『マッスル マッスル〜!』と言ってたのがポイント高いです 笑

同じ声優で同じ筋肉キャラだったのでオマージュとして起用したのだと思われます

まとめ

NieR』シリーズや『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズでお馴染みのヨコオタロウ氏が手掛ける全く新しいテーブルトークRPGのクリアレビューをしてきました

本作品の『ボイスオブカード ドラゴンの島』は非常に好みが分かれる作品だと思います

ストーリーや開発陣の試みなどとてもよく考えられていてとても良かったと個人的には思います
ただ、システム面などが気になるので本編をダウンロード購入する前に一度体験版をプレイすることを強くおすすめします!

本記事が少しでもあなたの参考になれば嬉しいです

最後までお読みいただきありがとうございました!

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